備忘録:Zabbixの設定
前回Zabbixの構築方法について記述しましたが、今回はzabbixの設定方法についてです。
zabbixの日本語化
まず、zabbixの日本語化を行います。
http://[EC2インスタンスのパブリックIP]/zabbix にアクセスし、
ユーザー名、パスワードを入力し、zabbixの管理画面にログインします。
ログインすると以下のような画面が表示されます。
画面より、[Administration]→[Users]をクリックします。
[Users]をクリックするとユーザー一覧が表示されるので、[Admin(Zabbix Administrator)]をクリックします。
[Admin]をクリックし、[Language]をJapaneseに変更し、更新を押すと管理画面が日本語表示されます。
以下のように。
以上です。ユーザーごとに日本語化の設定は行う必要があります。
監視対象サーバーの追加(Windows)
次に、zabbixの監視対象となるサーバーを追加していきます。
今回はWindows Server 2012R2を監視対象として追加しています。
zabbixの監視対象とするためには以下のURLからzabbix-agentをWindowsサーバーにインストールします。
http://www.zabbix.com/jp/download.php
コンパイル済みZabbixエージェントから、2.4.4のWindows(全バージョン)をダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを解凍し、confフォルダの「zabbix_agentd.win.conf」を
bin配下のwin32もしくはwin64のフォルダにコピーし、「zabbix_agentd.conf」に変更し、以下の設定を行う
LogFile=[ログファイル格納場所] Server=[zabbixサーバーのIPアドレス] Hostname=[Windowsサーバーのホスト名] ListenIP=[WindowsサーバーのIPアドレス]
設定後コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行します。
zabbix_agentd.exe -i -c zabbix_agentd.conf #上記コマンドを実行すると以下が表示されます。 zabbix_agentd.exe [3016]: service [Zabbix Agent] installed successfully zabbix_agentd.exe [3016]: event source [Zabbix Agent] installed successfully
インストールすると、Windowsのサービス一覧に[Zabbix Agent]が追加されます。
[Zabbix Agent]を右クリックし、[開始]をクリックします。
次に、Zabbixサーバーの管理コンソールに戻ります。
[設定]→[ホスト]から[ホストの作成]をクリックします。
ホストを作成より、以下を設定
ホスト名:監視サーバーのホスト名
表示名:監視サーバー表示名
所属グループ:Discoverd hostsを選択
IPアドレス:監視サーバーのIPアドレス
DNS名:監視サーバーのホスト名
設定後、[保存]をクリックすると、ホスト一覧に追加したサーバーが表示されます。
ダッシュボードを表示するとホストが追加されていることがわかります。
以上。
次はZabbixの細かい設定を記述できたらと思います。